小矢部市のクロスランドおやべで14日開幕するイルミネーションイベント「おやべイルミ」(北日本新聞後援)で、市内の農家ら女性6人でつくるグループが、オリジナルのパフェを販売する。かき餅やいり菓子、せんべいなどを組み合わせたユニークな一品で、インスタ映えを意識するなど見た目にもこだわっている。
昨夏、農林水産省の女性農業コミュニティリーダー塾に参加した同市茄子島のハーブ農家、金丸晴美さん(51)が、塾の活動を通して交流した40~60代の農家・食堂経営者5人に声を掛けた。グループは「メルきゅん女子」と名付けた。
パフェには、メンバーが作ったリンゴのはちみつ煮やかき餅、いり菓子、ハーブゼリー、アイスクリーム、みそバジルせんべいなどを入れる。ハーブゼリーはイルミネーションの色に合わせ、バタフライピーの花で青く色付けする。金丸さんは「イルミネーションを見ながらときめきを感じ、キュンキュンしてほしい」と話す。
厚焼き卵を挟んだ米粉入りコッペパンと、野菜たっぷりのスープ、ハーブティーの3品も販売する。全て小矢部産食材を使う。
おやべイルミ会期の1月9日まで、毎週土曜日午後6時から販売。パフェは500円、コッペパンとスープは400円、ハーブティーは300円(いずれも税込み)。