酒造会社やパン店などとコラボした「麺や ようか」のあえ麺=小千谷市若葉1

酒造会社やパン店などとコラボした「麺や ようか」のあえ麺=小千谷市若葉1

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特別なコラボ麺 目と舌で味わって 「おぢや麺フェス」

新潟日報(2020年11月18日)

 新潟県小千谷市内のへぎそばとラーメンの計8店舗が、市内の他業種とコラボして特別な麺のメニューを提供するイベント「おぢや麺フェス」を開いている。味や見た目、ユニークさにこだわった多彩なメニューを楽しめる。

 フェスは、名物のへぎそばや個性的なラーメン店が多い小千谷市を「麺の街」として盛り上げようと、各店でつくる「小千谷伝 麺有志の會(かい)」が昨年始めた。2回目の今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込む市内の業者を活気づけようと、参加店が相手を選び、さまざまな業種とコラボした。

 若葉1のラーメン店「麺や ようか」は酒造やカフェなど4社とコラボ。日本酒を使った塩だれを麺に絡め、フランスパンや柿の種のオイル漬けをのせた。白やオレンジ、紫色のサツマイモのペーストで花火をイメージした模様を皿に描き、写真映えする盛り付けにした。

 店主の覺張陽介さん(38)は「コラボ相手の商品を生かし、普段提供しないようなメニューを考えた。味の変化や見た目の面白さを楽しんでもらいたい」と語る。

 本町2のそば店「わたや本店」は、豆腐店の豆腐と精肉店のひき肉を使ったマーボー豆腐そばを提供。ピリッとした辛みとそばの香りが楽しめる。有志の会の会長を務めるわたやの和田正樹社長(59)は「各店舗が考え抜き、枠を超えた独創的なメニューを提供している。多くの人に食べてもらいたい」とアピールする。

 フェスは12月11日まで。売り上げの一部を、市内の花火業者を支援する「おぢや産花火打ち上げプロジェクト」に充て、来年1月に花火を上げる。

詳細情報

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「おぢや麺フェス」 facebook https://www.facebook.com/ojiyanoodlesfes/
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