北陸自動車道南条SAで提供されるメニューを考案した奥越明成高の生徒=11月16日、福井県南越前町の上り線同SA

北陸自動車道南条SAで提供されるメニューを考案した奥越明成高の生徒=11月16日、福井県南越前町の上り線同SA

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南条SAに高校生の味 奥越明成、3種考案

福井新聞(2020年11月18日)

 福井県大野市の奥越明成高の生徒が、南越前町の北陸自動車道南条サービスエリア(SA)のレストランで提供される食事メニューを考案し、定食など3種を10月中旬から販売している。11月16日は同SAで試食会が開かれ、生徒が味を確かめた。

 SAやパーキングエリアの商業施設を管理・運営する中日本エクシス金沢支店の依頼を受けて作り、今年で4年目。同校生活福祉科生活コースの3年生21人が、今年6、7月に計約130メニューを考案した。同SAに提案し、調理人がアレンジを加えた3品が商品化された。

 上り線側ではオレンジが香る特製ポン酢で味わう「マグロカツ御膳」(税込み1800円)、下り線側では福井梅やサバなど福井の食を堪能できる「奥越御膳」(同1290円)と「越のルビードレッシングの唐揚げ定食」(同980円)を提供している。

 16日は生徒21人が上り線同SAを訪れ、マグロカツ御膳を味わった。考案した石本春樹さんは「記憶力を向上させる料理をテーマに、DHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれる魚に注目した。カツはサクサクと揚がっていておいしかった」と話していた。生徒は下り線同SAに移動し、ほか2種の味も確認した。

 各メニューは12月末まで販売予定。

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