道の駅信州新町(長野市)の運営会社「信州新町地場産業開発機構」が、唐揚げ用に味付けした鹿のもも肉の販売を始めた。5月に「鹿肉ジンギスカン」を開発しており、ジビエメニューの第2弾。小林久一社長(72)は「鹿の淡泊さを生かしつつもジューシーな味わい。ジビエの新たな定番にしたい」としている。
ジビエメニューは、昨年7月に近くの中条地区に市ジビエ加工センターが稼働し、鹿肉を仕入れやすくなったことから開発を進めている。今回は「老若男女に人気が高い」(小林さん)として、唐揚げ用の商品を企画した。
3~4人前を想定し、もも肉350グラムを使用。リンゴやショウガ、ニンニクなどをすり下ろした調味液に漬け、パック入りにして冷凍した。解凍後、150~160度の油で5分ほど揚げる。税込み1300円。問い合わせは道の駅信州新町(電話026・262・2228)へ。