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信州道の駅、全52施設 「交流会」で連携

信濃毎日新聞(2020年11月21日)

 県内52施設ある道の駅が27日、連携強化に向けて任意団体「信州道の駅交流会」を立ち上げる。信州全域をほぼカバーする強みを生かし、道の駅が担う情報発信や地域づくりを連携させる機能を最大化する狙い。県によると、民間主導で道の駅が一堂に会する団体の設立は県内初となる。

 上田市の「上田道と川の駅おとぎの里」指定管理者代表世話人、石井孝二さん(60)らが交流会を提案した。道の駅が担う「休憩」「情報発信」「地域の連携」の機能について、「道路や災害、観光情報は、各駅からの発信にとどまらず連携した方が効果は大きい。地域振興も同様」と話す。

 県内の道の駅は、所管する国土交通省の地方整備局が関東と中部に分かれる事情もあり、道の駅の集まる組織が複数あった。石井さんは2016年から、各駅や自治体を回って交流会の趣旨を説明。県の協力を得ながら今年7月に52駅の賛同を得たという。

 交流会発足のプレイベントとして、10月から県内の道の駅を巡るスタンプラリーを初めて展開。スマートフォンのアプリでスタンプを集める仕組みで、「目指せ!長野県完全制覇」をアピールする。11月27日は設立総会を開く。

 道の駅花の里いいじま(飯島町)指定管理者のマネジャー北原秀美さん(69)は「横のつながりは重要。県との連携の仕方を確認しながら進めたい」とする。石井さんは台風19号や新型コロナウイルスの経験を踏まえ、被災状況の発信や感染対策の周知など「安心安全の面でも連携の役割は大きい。交流会を通じて信州を盛り上げたい」と話した。

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