秋を感じさせる生け花が並ぶ「華のフェスティバル」=11月20日、福井県福井市のベルあじさいホール

秋を感じさせる生け花が並ぶ「華のフェスティバル」=11月20日、福井県福井市のベルあじさいホール

福井県 福井・永平寺 花・紅葉

秋彩る生け花、9流派が一堂 福井で展示

福井新聞(2020年11月21日)

 福井県内の華道の9流派が一堂に会する生け花展「ふくい県民総合文化祭 華のフェスティバル2020」(福井新聞社後援)が20日、福井市のベルあじさいホールで始まった。色づいた木々や赤茶の実などで秋を感じさせる作品をはじめ、各流派の大作が目を引く。

 県華道協会が毎年開催し、今年で40回目。各流派の会員が1点ずつ出品し、前期(20、21日)と後期(22、23日)に90点ずつ展示する。

 赤いドウダンツツジや果皮がはじけたツルウメモドキなど、季節の花材がふんだんに使われている。くわを思わせる花台に、干し柿のような色合いの小さな実が付いた木を生けた作品や、クリスマスリーフを連想させる作品もある。子どもたち46人の力作も並ぶ。

 22、23日には小学生以下を対象に無料の生け花体験教室が開かれる。各日先着30人。会場はベル1階で、午前10時半から受け付ける。

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