さまざまな縁起物を飾り付けた「縁起笹」を買い求める人たち

さまざまな縁起物を飾り付けた「縁起笹」を買い求める人たち

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疫病退散願い込め 松本で「しょうふく祭」

信濃毎日新聞(2020年11月22日)

 松本市大手3の四柱神社で21日、商売繁盛などを願う恒例の「まつもと城下町恵比寿(えびす)講しょうふく祭」が2日間の日程で始まった。周辺の商店や町会関係者らでつくる実行委員会の主催。新型コロナウイルスが流行する中で迎えた今年は「疫病退散」も祈願し、縁起物を飾り付けたくじ付きの「縁起笹(ざさ)」を買い求める人らでにぎわった。
 縁起笹には、タイやえびす様の絵、「千両」の文字が入った紙箱などがくくりつけられている。今年は疫病を退けるとされる妖怪「アマビエ」も装飾に加わった。同市清水小学校1年の横山果生(かお)さん(6)は、母親と一緒に縁起笹を購入。学校では新型コロナに気を付けているといい、「コロナが収まったらみんなで『密』になりたい」と願いを込めていた。
 神社境内では他に、地元和菓子店がきんつばを販売したり、女性商店主らが生活雑貨や衣類を持ち寄る「掘(ほり)出し市」を開いたりしている。例年行っている郷土芸能の実演やセレモニーは新型コロナのため見送った。22日は午前10時~午後3時半。

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