大芝生広場にテントやタープを設営し、たき火の準備をする参加者

大芝生広場にテントやタープを設営し、たき火の準備をする参加者

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飛行機眺め冬キャンプ 松本平広域公園で催し

信濃毎日新聞(2020年11月29日)

 松本市・塩尻市の県松本平広域公園「信州スカイパーク」で28日、大芝生広場をオートキャンプ場として活用する催しが2日間の日程で始まった。公園の指定管理者「トイボックス」(松本市)とアウトドア用品開発「ゼインアーツ」(同)が公園の新たな活用法を探ろうと実施。県内外から27組92人が集まり、隣接する県営松本空港から飛び立つ飛行機を眺めながら、初冬の公園でキャンプをのんびりと楽しんだ。
 
 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、「密」を避けられるアウトドアへの注目が高まっていることなどから企画。通常は野営禁止の公園内で県の許可を受け、車で乗り入れられるキャンプサイトを30区画(1区画当たり12メートル四方)設けた。
 
 参加した家族連れらは、テントやタープ(日よけ)を手際良く設営したり、たき火に使うまきを割ったり。都内から訪れた自営業の神林優さん(38)は「飛行機を見ながらキャンプできる場所はなかなかない。気分が上がりますね」と喜んでいた。
 
 会場ではクリスマスリース作りなどの講習会も実施。ゼインアーツの小杉敬社長(48)は「お客さんとコミュニケーションを取りながら、キャンプ場への意見などを聞いて回りたい」と話していた。

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