コロナ下の地域を元気にしようと、三井アウトレットパーク北陸小矢部(小矢部市西中野)が市民らに参加を呼び掛けた応援動画が完成した。市内の店舗やホッケーチーム、市役所などの出演者約170人が、ロックバンドの軽快な曲に合わせて笑顔で体を動かしており、前向きな気持ちになれる内容。同店ホームページで公開している。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、沈滞ムードを払拭(ふっしょく)したいと考え「北陸を元気にプロジェクト」の第4弾として企画した。
市内を中心に出演を呼び掛け、アウトレットに隣接する温泉施設風の森や、ホッケーの小矢部REDOX(男子)、おやべWeed'sHC(女子)、市商工観光課、イルカ交通(高岡)などから参加があった。アウトレットの店舗スタッフや家族も出演した。
ロックバンド「忘れらんねえよ」の「バンドやろうぜ」に合わせて次々に登場。歌を口ずさみながら思い思いに踊ったり、ポーズを取ったりしている。
動画投稿サイト「ユーチューブ」でも公開している。三井不動産商業マネジメントの高岡龍之介さん(24)は、歌の一節「いつか花咲いたら」に触れ「多くの笑顔が咲き、少しでも地域が明るくなればうれしい」と話している。