新潟県湯沢町三俣のかぐらスキー場が2日、県内トップを切ってオープンした。予定より10日ほど遅れたが、待ちわびたスキーヤーやスノーボーダーが、青空に映える美しい山並みを眺めながら思い思いに滑った。
同スキー場は標高1845メートル。人工降雪機を使って約30センチの積雪を確保し、メインゲレンデのうち約600メートルが滑走可能になった。新型コロナウイルス対策として、来場者の検温やゴンドラの消毒などを行っている。
埼玉県深谷市から友人と訪れた会社員女性(58)は「景色がよくて気持ちよく滑れた。昨季はウイルス禍のため途中でスキーを諦めたから、今季は対策を徹底して楽しみたい」と話していた。
今季は来年5月23日まで営業する予定。