勝山市のスキージャム勝山で12月4日、ゲレンデのオープンに向けたスキー場開きがあり、関係者約100人が利用客の安全などを祈願した。営業開始は19日に予定している。
安全祈願の神事が、売店などがあるリゾートセンターで営まれた。地元の神明神社の神職がゲレンデに向かっておはらいをしたほか、出席者が玉串をささげるなどした。
ゲレンデでは現在、人工造雪機でオープンへの準備が加速している。まとまった降雪はまだないものの、スキージャムを運営する東急リゾーツ&ステイの担当者は「ここ数日は冷え込みが強くゲレンデの山頂付近が雪化粧する日もある。今後に期待できそう」と説明。「雪があれば営業開始を早めたい」としている。
スキージャム勝山は今季、新型コロナウイルスを受け、3密を回避するためのテークアウトメニューを充実するなど対策を強化。また、林の中を滑走できる「ツリーラン」の上級者コースを新設するなど滑りの魅力向上にも努め、約18万人の入り込みを目標にしている。