飛行機写真を集めたカレンダーをPRする(右から)木村さん、村田さん、真野さん、下川専務

飛行機写真を集めたカレンダーをPRする(右から)木村さん、村田さん、真野さん、下川専務

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四季と銀翼 富山空港発着カレンダー 写真愛好家4人が製作

北日本新聞(2020年12月10日)

 新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた航空業界の活性化に一役買おうと、富山市の写真愛好家4人が富山空港を発着する飛行機の作品を集めた2021年版カレンダーを作った。雪化粧した立山連峰や青々と流れる神通川、赤く染まる夕焼け空など四季の情景を絡めた12枚を選び、「カレンダーを通じ、来県客に富山の魅力を改めて伝えたい」と話している。

 4人は、村田正和さん(52)と木村まり子さん(49)、真野寛生さん(38)、野尻将樹さん(28)。昨年に製作した20年版カレンダーが空港関係者や写真仲間らから好評だったため、今年は商品化を視野に入れて準備を進めていた。

 ただ新型コロナで富山空港の利用客が激減。一時は製作の断念も検討したが、富山空港ターミナルビルの下川雅一専務(61)から空港売店「まいどは屋」での販売を勧められ、「1枚の写真が感動を与え、アフターコロナの経済活性化に貢献できるのではないか」と考えた。

 カレンダーはA3判の壁掛けタイプで、各月ページの上半分に写真を配置。4人が3カ月ずつ担当し、ここ数年で撮った写真の中からベストショットを選んだ。2月は冬の立山連峰、4月は桜と青空、7月は夕焼けの空、11月は薄霧の富山空港など季節感あふれる風景とともに撮影した飛行機の姿が楽しめる。印刷具合や紙質は20年版より向上させた。

 富山空港は新型コロナ感染拡大に伴う減便などの影響で、4~9月の利用客が例年の約2割に落ち込んだ。4人は「出張や旅行の来県客がカレンダーを見て、『また富山に行きたい』と感じてくれればうれしい」と期待する。

 1部1540円。空港売店のほか、パブリマ出版でオンライン販売している。

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