塩尻市は、高ボッチ高原内にある「ファミリー広場」にキャンプサイトを整備する。新型コロナウイルスの広まりで3密を避けて楽しめるキャンプの人気が高まっていることを踏まえた。20~25組ほどが利用できる広さとし、高原に通じる市道の冬季閉鎖が解除される来年4月下旬に合わせて利用を始める。
ファミリー広場は広さ約2千平方メートル。高ボッチ山頂に続く登山道入り口にある第2駐車場に隣接している。ベンチがあって休憩などができる場所だったが、キャンプ利用は想定していなかった。
同駐車場の近くには従来もキャンプができる場所があったが、4、5組が利用できる程度の広さしかなく、拡充を求める声が出ていた。市は今冬、工事費約190万円をかけて広場内を整地する。