コウギク入り生どら焼きを販売した若狭東高生=12月10日、福井県小浜市のハーツわかさ店

コウギク入り生どら焼きを販売した若狭東高生=12月10日、福井県小浜市のハーツわかさ店

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若狭東高生ら開発、生どら焼きを販売 小浜、薬用植物入り

福井新聞(2020年12月13日)

 小浜市の若狭東高栽培研究部員たちが12月10日、若狭町内の菓子店、小浜市社協と共同開発した薬用植物コウギク入りの生どら焼き100個を小浜市のハーツわかさ店で販売した。1時間で完売し、売り上げの5%の千円を「赤い羽根共同募金」に寄付する。

 同校は2015年に小浜市と薬草の産地化を目指した協定を締結。コウギクは血糖値の上昇抑制効果があるとされ、同校などで栽培し、商品開発に取り組んでいる。

 同部員は昨年2月に岡本善七製菓(若狭町)などと一緒に生どら焼きを商品化し「和(なごみ)」と名付けた。生地の中にこしあんと抹茶クリームが入り、クリームにコウギクの乾燥粉末が加えられている。1個税込み200円。

 この日は緑色のユニホーム姿の4人が"出店"。杉麗奈部長(3年)は好調な売れ行きに驚いた様子で「地域の人にもっと広まったら」と話していた。

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