原画を担当した鏝絵「花テラス」を見学する小杉高校生

原画を担当した鏝絵「花テラス」を見学する小杉高校生

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新ホテルに鏝絵壁画 小杉高生と教諭が制作

北日本新聞(2020年12月15日)

 射水市三ケ(小杉)のあいの風とやま鉄道小杉駅北口近くで18日開業する「スーパーホテル富山・射水」に、小杉高校総合学科美術系の生徒と教諭が共同制作した鏝絵(こてえ)壁画「花テラス」が飾られることになった。射水市の伝統芸術を生かし、市内外の自然を宿泊客に紹介する。生徒と教諭が14日、ホテルを見学し、出来栄えを確かめた。

 地元密着を目指すホテル側が、県内の魅力をPRするとともに、小杉地域出身の名工・竹内源造にちなんだ鏝絵を知ってもらう機会にしたいと、小杉高に壁画制作を依頼した。2、3年生8人と松崎洋子、松倉朝子の両教諭が手掛けた。

 「花テラス」は県花・チューリップなど16種類の花を配している。生徒が原画を考え、両教諭らが鏝絵で立体的に仕上げた。2階の食堂に飾られる。

 長谷奏音(かのん)さん(3年)は「新型コロナウイルスの影響で休校になった今春に原画を考えた。着色も含め思った通りに仕上がっている」と満足そうに話した。

 造形作家の丹羽富美子さん(富山市茶屋町)の作品も飾られる。4点あり、いずれも日本の伝統工法とイタリアのフレスコ技法を組み合わせた。1階エントランスには、縦横約2メートルの大型作品「順風満帆」を展示。シロエビや雷鳥、ホタルイカ、帆船海王丸などがデザインされている。天然温泉やフロントでも作品が見られる。

 丹羽さんは「ホテルが順調に運営されるよう願いを込めた」と話した。

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