ご当地デザインのマンホールのふたが描かれた「マンホールカード」に、新潟県の長岡地域をPRするキャラクター「ナッちゃん」が採用された。長岡市では火焰土器をあしらったカードに続き2枚目。17日から道の駅「ながおか花火館」(喜多町)で無料配布される。
ナッちゃんは、顔が正三尺玉、体が長生橋をモチーフとした花火の妖精。9月にオープンした花火館では、フードコート前の歩道にナッちゃんが描かれたマンホールのふたが設置されている。
マンホールカードは、国や企業などでつくる団体が発行。長岡市では2018年、火焰土器と花火、桜、郷土史料館をデザインしたカードが登場した。
全国に「マンホーラー」と呼ばれる収集家がおり、市は人気に注目。市内3カ所の道の駅(和島、栃尾、川口)に順次、それぞれの地域のキャラクターをあしらったマンホールのふたを設置し、カードの発行も検討する。
観光事業課は「カードをきっかけに、長岡を訪れてほしい」と期待する。
ナッちゃんのカード配布は17日午前10時から、花火館イベントルーム。先着100人に特別パッケージで提供する。18日以降は長岡花火ミュージアム。問い合わせは市下水道課、0258(39)2235。