ホームページなどに載せるカウントダウン画像のイメージ。残り日数を示すボードなどを手にした人たちの画像計100枚を掲載する

ホームページなどに載せるカウントダウン画像のイメージ。残り日数を示すボードなどを手にした人たちの画像計100枚を掲載する

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別所線全線開通へあと100日 18日からカウントダウン

信濃毎日新聞(2020年12月17日)

 昨年の台風19号で被災した上田電鉄(上田市)は、来年3月28日の別所線全線開通まで残り100日となる18日、カウントダウンを始める。寄付などで応援してくれた会社や団体、公募の市民らが残り日数を数える画像計100枚をホームページや駅に日替わりで掲載。全線開通をPRするロゴも制作するなど、復旧の節目を盛り上げる狙いだ。

 カウントダウンは市との共同企画。初日は、来年開業100周年を迎える上田電鉄の社員らの画像を掲載する。以降、残り日数を書いたボードなどを手に同社を応援・支援する人たちが登場。別所線の上田、城下、別所温泉3駅に貼るほか、同社のインスタグラムでも紹介する。

 上田市はカウントダウンの協力者を市民の中から10組公募。「別所線を好きな人」などを条件に市ホームページで25日まで募っている。

 全線開通のロゴは、台風で一部崩落した赤い鉄橋「千曲川橋梁(きょうりょう)」などをイメージ。新しい鉄橋をくぐり抜ける先頭車両からの景色を表した。全線開通を周知するポスターや記念切符に印刷するという。

 また全線開通に向けた取り組みの一環として、18日から同鉄橋のライトアップも始める。初めての企画で、崩落した左岸側の一部を除く部分を下流側から照らす。午後4~11時、来年1月末ごろまで続ける。

 上田電鉄の担当者は台風災害から1年余がすぎ、「いよいよカウントダウンができるところまできた。これまで応援・支援してくれた人たちと全線開通に向けて盛り上げていきたい」としている。

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