福井県内のスキー場のトップを切り、勝山市のスキージャム勝山は12月18日、今季の営業を始めた。県内外からスキーヤーやスノーボーダー約300人が県内初滑りに訪れ、ゲレンデに思い思いのシュプールを描いていた。
ここ数日間のまとまった雪で、19日に予定していたオープンを1日前倒しした。18日の積雪は80~100センチとなり、中腹部のファンタジーサイト(3コース)を中心にゲレンデの7割が滑走可能になった。日中も雪が降る中、福井市の会社員男性(44)は「少し視界は悪かったけど、雪質はいい」と新雪の感触を楽しんでいた。
昨シーズンは雪不足だっただけに、スキージャムの担当者は「いいスタートが切れた」と笑顔。新型コロナウイルス対策で従業員と利用者の接触を避けるためのキャッシュレス決済を充実させるなどしており「3密を避けて楽しめる施設だと思うので、足を運んでほしい」と話した。