ユズが浮かぶ露天風呂で、顔だけを湯船から出すカピバラ=富山市ファミリーパーク

ユズが浮かぶ露天風呂で、顔だけを湯船から出すカピバラ=富山市ファミリーパーク

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カピバラ「ゆず湯」でほっこり 富山市ファミリーパーク

北日本新聞(2020年12月20日)

 富山市ファミリーパーク(同市古沢)で飼育されるカピバラの親子が、展示舎内の露天風呂で「ゆず湯」を満喫している。冬至を2日後に控えた19日、同パークが風呂好きのカピバラ一家にユズをプレゼントした。小雪が降る中、カピバラは黄色の果実に物珍しそうな反応を見せつつ、リラックスした様子で体を温めていた。ゆず湯は20日も実施し、午前11時から飼育員がカピバラの生態や日頃の過ごし方などを解説する。

 同パークのカピバラ舎では、11月に屋根付きの露天風呂が完成した。南米に生息するカピバラは寒さに弱く、父母2匹と子ども4匹の親子が連日、30~40度の風呂で暖を取っている。

 この日は、飼育員が大小約100個のユズを風呂に入れた。カピバラたちは一面に浮かぶ果実を口先でつついたり、湯の中に潜ったりしながら、のんびりと"入浴"を楽しんだ。来園した親子連れらは、愛らしい姿に見入っていた。

 ゆず湯に使用するユズは、同パークが事前にホームページなど募集。県内9人から計50キロが寄せられた。

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