「お城EXPO2020」でライブ配信される丸岡城=12月19日、福井県坂井市丸岡町霞町1丁目

「お城EXPO2020」でライブ配信される丸岡城=12月19日、福井県坂井市丸岡町霞町1丁目

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丸岡城リモートで堪能 お城EXPOに配信

福井新聞(2020年12月20日)

 日本最大級の城イベント「お城EXPO2020」は12月19日、横浜市のパシフィコ横浜で始まり、出展した福井県坂井市はリモートで参加した。「丸岡城を国宝にする市民の会」のメンバーらが、北陸唯一の現存天守を持つ丸岡城の魅力を、ライブ映像を通して横浜の会場のファンに届けた。

 お城EXPOは日本城郭協会などが主催。昨年に続き2回目の出展の今回は、新型コロナウイルスの影響でライブ配信での参加となった。午前10時と午後2時の2回、スマートフォンを使ってライブ配信を行い、計約40人が会場で視聴。会場には、丸岡城など国の重要文化財に指定されている現存7天守のブースが用意された。

 市民の会理事で日本史の教師でもある竹吉睦さん(62)が解説をしながら、甲冑(かっちゅう)をまといのぼり旗を掲げた同会員らと城を案内。自然石を加工せずに積み上げた野面積みの石垣の解説などをしながら、「目の前に丸岡城天守が迫ってきました」と臨場感たっぷりに話した。会場の観客からは「見に来られて良かった」と称賛の声があがった。

 その後、天守西側ふもとにある城ファン拠点施設「城小屋マルコ」を案内。店主で同会副理事長の松江輝雄さん(69)が学術資料や城を特集した雑誌など約600冊の書籍があることなどを説明した。

 竹吉さんは「現地にいる気分で雰囲気を楽しんでもらいたかった」として「城ファン憩いの場もあるので、ぜひ足を運んでほしい」と話した。お城EXPOは20日まで。

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