大法寺の境内を照らす竹灯籠。奥に見える影が国宝・三重塔

大法寺の境内を照らす竹灯籠。奥に見える影が国宝・三重塔

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竹灯籠で心癒やして 青木・大法寺で28日から点灯

信濃毎日新聞(2020年12月22日)

 青木村の住民有志らでつくる「青木村竹灯(あか)りの会」は28日から来年1月4日にかけて、村内の大法寺の境内や国宝三重塔までの参道を竹灯籠で照らす。竹灯籠によるライトアップは初めての試み。竹の中に入れた発光ダイオード(LED)で静かに足元を照らし、厳かな雰囲気を醸し出す。21日夕に試験点灯があった。

 竹灯籠はドリルで穴を開けて、ブドウや花の形などを表現した約150本。多くの人がお参りをする観音堂には、花火や雪などで春夏秋冬を表現した竹灯籠が置かれた。同会は、村内にある竹を活用しようと活動し、今回は大法寺と協力しながら10月中旬から竹に装飾を施すなど準備を進めてきた。

 同会会長の上原美智子さん(64)は「今年は新型コロナで大変な1年だった。年末年始に温かい光で心を癒やしてほしい」と話していた。

 竹灯籠の点灯は、28~30日と1~4日は午後4~7時半。31日は午後4時~翌午前1時。大法寺側では新型コロナウイルス感染拡大を受け、時間や日にちを分散した参拝を呼び掛けている。

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