初出荷が始まった「能登鍋ねぎ」=七尾市中島町のJA能登わかば北部集出荷場

初出荷が始まった「能登鍋ねぎ」=七尾市中島町のJA能登わかば北部集出荷場

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能登鍋ねぎ冬の名物に 太く甘く柔らかく、JA能登わかば

北國新聞(2020年12月24日)

 能登野菜「能登白ねぎ」の消費拡大に向け、JA能登わかばは23日までに、鍋料理に合う地元産ネギを「能登鍋ねぎ」と名付け、特産化に乗りだした。通常のネギに比べて太くて柔らかく、甘みも強いのが特長。栽培を始めた今季は2・5トンの出荷を見込み、冬場限定の新たなブランドとして発信する。
 能登鍋ねぎは、七尾市で生産される白ネギ品種「なべちゃん葱(ねぎ)」で、直径が約2センチと通常の能登白ねぎより一回り大きいものを選別、出荷する。鍋に入れても崩れにくく、しっかりした歯ごたえがある。
 能登白ねぎは通年で収穫できるが、冬場はダイコンやハクサイなど全国各地の野菜が店頭に多く並ぶため、競争が激しく、知名度の底上げも課題だった。冬場に特化したネギの品種を新たに栽培、品質の高さをアピールし、浸透を図る。
 今季は管内の能登白ねぎの生産農家100人のうち、3人が2500平方メートルで4月から栽培を始めた。同JAによると、通常の能登白ねぎと栽培方法は同じで、育てやすい。夏場に十分な日照量を確保できたことから品質も上々という。
 12月に入り収穫され、出荷は14日から始まった。金沢市内のスーパーなどに並んでおり、1袋2~4本入りで店頭価格は150~160円と通常の能登白ネギより20~30円高い。1月下旬ごろまで出荷を続ける。
 JA能登わかばの担当者は「新しい戦略作物として浸透を図り、生産農家を増やすとともに、全国に販路を広げたい」と話した。

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