啓翁桜の枝を束ね、出荷準備を進める組合員

啓翁桜の枝を束ね、出荷準備を進める組合員

富山県 富山・八尾 花・紅葉

コロナ禍の冬 啓翁桜眺め前向きに 富山市山田地域で出荷

北日本新聞(2020年12月25日)

■年内5000本見込む

 富山市山田地域の特産「啓翁桜(けいおうざくら)」の出荷準備が同市山田清水にある山田村花木生産組合(石崎貞夫組合長)の花木促成施設で進められている。25日から年内分の約5千本を出荷する。

 啓翁桜は山田地域の農家でつくる組合が1995年から本格的に育てている。本来の開花時期より早めた促成栽培で、冬に楽しめる桜として人気が高い。本年度は前年並みの約5万本を出荷する予定。

 24日は組合員が長さ約80センチの枝の無駄な部分を切り、4~5本を束ねていった。出荷は来年1月上旬にピークを迎え、1カ月ほど続く。七、八分咲きになった後、涼しい場所で管理すると約1カ月持つという。石崎組合長(72)は「新型コロナ禍の中で、桜を眺めて前向きな気持ちになってほしい」と話した。

 JA山田村や富山市の地場もん屋総本店、県内の生花店などで取り扱う。問い合わせは同組合、電話076(457)2678。

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