小矢部市の桜町石斧(せきふ)の会は26日、カブトムシをかたどったしめ縄を、桜町JOMONパーク内の高床建物にくくり付けた。
古代米のわらをより合わせ、カブトムシの形に整えた縦3.2メートル、横2.3メートルのしめ縄を用意。この日はメンバー8人がしめ縄を格子状の竹に添え、麻ひもで縛った。
同会は昆虫や動物などを題材にしたしめ縄を作っており、今年で20回目。昆虫の王者とされるカブトムシに、新型コロナ終息の願いを込めた。会長の山本護さん(78)は「来年は多くの子どもたちが幸せに過ごせるようになってほしい」と話した。
しめ縄は、来年1月9日午後3時半から同パークで行う恒例の「火占いまつり」で燃やす。