金沢市営医王山スキー場で4日、初心者向けのファミリーゲレンデの営業が始まり、家族連れらが待望の初滑りを楽しんだ。昨季は暖冬の影響で、1984年の開設以来、初めて営業日数がゼロとなっており、2季ぶりのオープンとなった。
積雪は60センチで、同ゲレンデへ向かう1人乗り「ファミリーリフト」の運転が始まった。運転時間は午前8時半~午後4時半。中、上級コースへ通じる「ペアリフト」の運転は今後の降雪状況をみて判断する。
小学生以上を対象とした初級と中級以上のスキー教室や、スノーボード教室が10日から開かれる。
3家族で訪れた金田真奈さん(小立野小4年)は「冬休みはあまり外出できなかったので、友達とリフレッシュできて楽しかった」と笑顔で話した。
同スキー場は感染予防のため、休憩所に人数制限を設け、ペアリフトを1人乗りとする。営業期間は3月7日まで。