止まり木の上で互いに羽繕いをするトキの雌(左)と雄=5日、長岡市寺泊夏戸

止まり木の上で互いに羽繕いをするトキの雌(左)と雄=5日、長岡市寺泊夏戸

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ほっこり求愛行動 トキのつがい公開 長岡「トキみ~て」

新潟日報(2021年1月6日)

 新潟県長岡市寺泊夏戸のトキ観覧施設「トキみ~て」で5日、トキのつがい1組の公開が始まった。市は1月中旬に繁殖期に入るトキの求愛行動を観察してもらい、環境保護への理解を深めてほしいとしている。

 12歳の雄と11歳の雌のペアで、2012年から計17羽の繁殖に成功している。これまで公開していた11~17歳の雄5羽のケージとは別のケージで、2羽を観察できる。

 トキは繁殖期に入ると羽が黒色に変化する。公開されたつがいは白いままで、雄が雌の背に乗る「擬交尾」などの求愛行動もまだだが、止まり木の上で身を寄せ合い、くちばしで互いに羽繕いをする様子が見られた。

 施設職員によると、つがいは先月中旬に繁殖ケージから移され、まだ落ち着かない様子だというが、池に餌のドジョウが放たれると止まり木から交互に降り立ち、ついばんでいた。

 トキの産卵は3月下旬。施設では2月下旬に止まり木に巣となる籠を固定し、緩衝材となる草やコケを置いておく。つがいが産卵に備え、巣の中に運ぶ姿が見られるという。

 市環境政策課は「環境に慣れさせる訓練は順調。求愛行動や抱卵、ふ化の様子などを見に、何度も訪れてほしい」としている。

詳細情報

リンク
「トキと自然の学習館」(長岡市公式サイト内) https://www.city.nagaoka.niigata.jp/kurashi/cate09/toki_gakusyu/

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