いけばな草月流宮森桂(けい)芳(ほう)さんの門下生による「食祭市場の正月花」(北國新聞社後援)は6日までに、七尾市の能登食祭市場で始まり、松やハボタンなどで正月をイメージした色彩豊かな生け花が来場者を楽しませた。
伊藤順桂(じゅんか)さん(七尾市)、橋本豊芳(ほうほう)さん(同)が金沢市の陶芸家高光一生さんの花器に生け込み、ユリやコチョウランなどで華やかに仕上げた。
今年の干支(えと)の丑(うし)にちなみ、紅白の画用紙で牛の角をかたどった飾りや、細い竹を輪にして「五輪」をイメージした力作が並んだ。ナンテンやさるぼぼなど「難を去る」とされる縁起物も飾った。
15日まで食祭市場の入り口と1階のモントレー広場に飾られる。