安曇野市の国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区は31日まで、えとの丑(うし)にちなみ牛の角のような一対の触覚を持つ巻き貝の仲間ウミウシと、アフリカウシガエルなどを展示している=写真。
青、黄、赤など6匹のウミウシは水に漂い、牛の置物と共演。ウシガエル、ハサミ脚が振り袖のような水玉模様のフリソデエビともに、じっとしている時間が長い。
普段から水生生物などを展示する「あづみの学校理科教室」の一角で12、18、25日は休み。3種類とも動きが少なく、まるで牛のように悠然として見える。担当の金井孔さん(54)は6日、「正月らしさを感じられますよ」とPR。