7日に瓶詰めしたシャルドネホップをPRする丹羽さん

7日に瓶詰めしたシャルドネホップをPRする丹羽さん

長野県 伊那路

白ブドウ発泡酒「香り楽しんで」 駒ケ根の南信州ビール

信濃毎日新聞(2021年1月8日)

 南信州ビール(駒ケ根市)は8日、白ワイン用のブドウ品種シャルドネで造った発泡酒「シャルドネホップ」を上伊那地域などに出荷する。伊那市産ブドウを使って昨年発売し、2年目。今季は糖度と酸度の高いブドウができ、こくときれのある味に仕上がったという。

 伊那食品工業の子会社ぱぱな農園(伊那市)が生産したブドウを利用。鳥害などで収量が少なく、出荷量も昨年より少ない330ミリリットル瓶2千本程度の予定。原料の75%が果汁といい、白ブドウを思わせる香りのホップを使い苦味を抑えて醸造した。

 製造主任の丹羽隆さん(39)は「スパークリングワインのようにグラスでブドウの香りを楽しんでほしい」と話している。税込み524円。

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