小松市は9日、同市の大倉岳高原スキー場で、昨シーズンに新調した第3ペアリフトの完成記念イベントを行い、地元のジュニアスキー選手ら約50人が祝った。
和田慎司市長があいさつ、高野哲郎市議会議長、安井敏成市スキー協会長が祝辞を述べ、同スキー場で練習する小松ジュニアレーシングスキーチームの山下矩且(のりかつ)さん(13)=同市芦城中1年=が「新しいリフトで練習に励み、少しでも良い結果が残せるよう努力したい」と感謝した。
式典後、国体にも出場した市出身スキーヤーで、チームのコーチを務める松下みなとさん(30)が児童生徒を指導した。
リフトは中級者向けの日本海コースにあり、2019年12月に改修工事を終え、輸送能力や安全性が高まった。記念イベントは昨季に予定していたが雪不足で営業できず延期されていた。