重機を使って酒瓶を雪で埋める関係者たち

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眠って美味に、戸隠の「雪中酒」 式年大祭控える中社境内に

信濃毎日新聞(2021年1月15日)

 長野市戸隠で14日、恒例の「雪中酒」造りが始まった。戸隠神社の中社境内で、日本酒を雪の中に置いて4月まで寝かせ、味をまろやかにする。昨年は記録的少雪や新型コロナウイルスに悩まされたが、7年目に一度開く同神社の式年大祭を今年4、5月に控えており、関係者は「新型コロナを乗り越える酒にしたい」と意気込む。

 戸隠の名物を―と07年から続く取り組みで、雪中酒にするのは、市内の今井酒造店が県内産の酒米「美山錦」で仕込んだ辛口の純米吟醸酒と特別本醸造酒。この日の作業には地元の酒販店業者ら20人ほどが集まり、一升瓶と四合瓶計約3千本を並べた上にシートをかぶせた後、重機を使って雪をかけた。

 雪中酒造りを行う有志の一人で、中社近くで土産物店を営む中谷明由(あきよし)さんは「本数を少なくしようという話もあったが、式年大祭を前に元気を出そうと、去年と同程度の本数にした」。今年の積雪量は十分といい「雪の中で味が落ち着いた酒を楽しんでほしい」と笑顔で話していた。

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