ラッピング車両の完成を喜ぶ生徒=富山市城川原の車両基地

ラッピング車両の完成を喜ぶ生徒=富山市城川原の車両基地

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ポートラムに愛の花 富山北部高生がデザイン

北日本新聞(2021年1月21日)

 バレンタインデー、ホワイトデーといった花を贈る記念日をPRするポートラムのラッピング車両が、21日から運行を始めた。富山北部高校情報デザイン科2年生がデザインを手掛けた。運行は3月14日まで。

 ラッピングは県内の花き業界関係者でつくる「富山フラワーネットワーク」と「フローラルとやま実行委員会」、富山地方鉄道が企画。2015年から同校に依頼している。

 ことしは2年の藤田こうめさん(16)が担当し、愛にまつわる花言葉のある「ブルースター」と「カスミソウ」を描いたシールで車両を彩った。女性だけでなく男性にも花に親しんでもらおうと青色を基調にした。

 20日、2年生8人が富山市城川原の車両基地を訪問。シールを貼り付けてラッピングを仕上げた。藤田さんは「自分がデザインした車両がまちなかを走るのはとてもうれしい」と話した。

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