「馬場のみそ」を仕込む参加者=中能登町東馬場

「馬場のみそ」を仕込む参加者=中能登町東馬場

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馬場のみそ 中能登町で住民らが仕込み

北國新聞(2021年1月25日)

 中能登町東馬場と西馬場の住民でつくる「中能登アヅマの百笑(ひゃくしょう)くらぶ」は24日、東馬場の近江節子さん(79)方で、地元に伝わる自家製みそ「馬場(ばんば)のみそ」の仕込み作業に取り組んだ。馬場のみそは豊かな香りや甘みが特長で、11月には約200キロ分が完成する。
 会員や地元住民約20人が、せいろで蒸した町産大豆をすりつぶし、手作りの米こうじと塩を加えるなどして杉だるに詰めた。地元で「みそ奉行」と呼ばれる近江さんが指導した。完成後、住民や希望者に実費で販売する。
 馬場のみそは昭和40年代まで各家庭で造られていたが、次第に造られなくなった。2012年に百笑くらぶが復活させて以降、毎年1月に仕込み作業に励んでいる。

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