「おかゆぱん」の店を開いている三井唯愛さん

「おかゆぱん」の店を開いている三井唯愛さん

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駒ケ根に「おかゆぱん」店 20代の姉妹、「健康に気を使って」

信濃毎日新聞(2021年1月26日)

 駒ケ根市の三井唯愛(ゆいあ)さん(25)と妹の優希(ゆうき)さん(23)が、かつて祖父が経営した喫茶店の店舗を活用し、飲食店「おかゆぱん工房Mai」を同市中沢で開いた。土鍋で炊いた信州産玄米のおかゆを使い、発酵させずに焼いた「おかゆぱん」が看板商品。飲食店を営んだ経験のある母の村松美穂さん(54)も手伝う。有機野菜など季節の食材を使い、健康に気を使うきっかけに―としている。

 唯愛さんは大学を卒業後、管理栄養士として会社勤めをした。大学で経営学を学んだ優希さんは昨年卒業。安曇野市内でおかゆぱんを販売した経験があり、手応えを感じ、2人で「店を開こう」と思い立った。20年ほど使っていなかった祖父の店を借り、昨年9月に始めた。唯愛さんが店長を務める。

 おかゆぱんの材料はおかゆと小麦粉、自然塩だけ。レシピは美穂さんが考案し、「ふっくら焼ける」(唯愛さん)という。2日前から仕込み、カボチャと小豆、五平餅風のみそナッツなど8種類以上を用意する。美穂さんは「食べる前に蒸すと生地の甘みが増す」という。

 卵や乳製品、白砂糖を使わないマフィンやクッキーも並べる。美穂さんは約30年、マクロビオティック(穀物菜食)やビーガン(完全菜食主義者)の飲食店を営んだ経験から、植物由来の「大豆ミート」を使ったバーガーやかつ丼のランチも提供している。

 メニューの考案や客との会話が楽しいという唯愛さんは「自分の体に気を使い、食べ物を選ぶきっかけになるといい」。美穂さんは「かつては店が並び、にぎやかだった通りだが、今は静か。中沢が活気づく役に立ちたい」と話す。月、水、木、土曜日の午前11時~午後5時。問い合わせは三井唯愛さん(電話080・3572・2821)へ。

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