野村保育園で行われたワークショップでスズ製の曲がる器に触れる親子

野村保育園で行われたワークショップでスズ製の曲がる器に触れる親子

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鋳物に触れ楽しんで 高岡「能作」出張ワークショップ好評

北日本新聞(2021年1月28日)

 鋳物メーカーの能作(高岡市)が、市内の子どもたちに伝統産業の魅力を伝える出張ワークショップ「いものであそぼう!!」を始めた。同社スタッフが保育園や幼稚園、学童施設に出向き、高岡銅器の特徴を紙芝居で紹介するほか、スズの板を使った体験をしてもらう。今月からスタートし、参加者から好評を得ているという。

 新型コロナウイルスの影響で能作は現在、本社工場の見学を休止し、鋳物制作体験も新規受け付けを中止している。コロナ禍で学校行事などの中止が相次ぐ中、子どもたちが楽しめる新しい産業観光を提案しようとワークショップを企画した。3月末までの開催分で既に15件ほどの申し込みが入っているという。

 初回は今月22日に野村保育園であり、年長児の親子31組が参加。曲がるスズ製の器に触れたり、スズ100%の板を折り紙のように扱う「おりすず」を楽しんだ。同園は「鋳物にじかに触れて、親子で楽しい時間を過ごしていた」と話す。

 ワークショップの対象は主に園児から小学校低学年。所要時間は40~60分。料金は1人1500円。本年度の卒園児は特別価格で千円。能作千春専務は「今できることで、地域の子どもたちに地場産業の魅力を伝えたい」と話している。問い合わせは同社、電話0766(63)0001。

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