世界的に活躍する気鋭のバイオリニスト三浦文彰さんを迎えたオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の第437回定期公演「青年モーツァルトの肖像」(北國新聞社特別協力)は30日午後2時から、金沢市の石川県立音楽堂コンサートホールで開かれる。
若きモーツァルトの手掛けた曲をそろえ、三浦さんは「交響曲第29番」の指揮にも挑む。「バイオリン協奏曲第3番」「セレナード第6番」も披露される。
28日はリハーサルが行われ、三浦さんは「新しい年の始まりに明るく元気になれるプログラム。指揮者としてはビギナーだが楽しみたい」とOEKとの共演に意欲を示した。
3月13日、18日の定期公演は、OEK芸術監督のマルク・ミンコフスキさんの来日が難しく、指揮者を鈴木雅明さんに変更して開催する。予定通りベートーベンの交響曲を演奏する。ミンコフスキさんとOEKのベートーベン全交響曲演奏会は仕切り直しとなる。3月22日に東京・サントリーホールで開催予定だった定期公演は中止する。