割引価格で山内かぶらを販売する「山内かぶらちゃんの会」の飛永代表(右)=福井県若狭町兼田のたいしたもん屋

割引価格で山内かぶらを販売する「山内かぶらちゃんの会」の飛永代表(右)=福井県若狭町兼田のたいしたもん屋

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山内かぶら応援を、割引販売 若狭町の直売所

福井新聞(2021年1月31日)

 新型コロナウイルス感染症の影響で、福井県若狭町の伝統野菜「山内かぶら」の県内外販売イベントが中止となり、在庫を抱えている。地元での認知度を上げ消費拡大につなげようと、生産者らは2月1日から4日間、同町兼田の農産物直売所・たいしたもん屋で「感謝祭」と題し1~2割引きで販売する。

 生産者でつくる「山内かぶらちゃんの会」とNPO法人若狭物産協会が開く。山内かぶらは例年約1トン出荷しているが、コロナ禍により約300キロが売れ残った。

 感謝祭では山内かぶらを約2割引きの1個130円(税込み)で販売。漬物などの加工品は1割引きで販売する。

 山内かぶらは風味や甘みが強く煮崩れしにくいのが特長。サラダやシチューなどでの調理がおすすめという。かぶらちゃんの会の飛永悦子代表(78)は「今シーズンの販売はこれが最後。ぜひ一度食べてみて」と話していた。

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