雪壁などにろうそくをともした「結の灯り 雪洞まつり」=1月30日、魚沼市干溝

雪壁などにろうそくをともした「結の灯り 雪洞まつり」=1月30日、魚沼市干溝

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願い結実 灯りに込め 「魚沼雪洞まつり」 スタート

新潟日報(2021年2月2日)

 雪に包まれた魚沼を照らす「結(ゆい)の灯(あか)り 魚沼雪洞(ゆきんどう)まつり」の点灯式が1月30日、新潟県魚沼市干溝の小出郷文化会館で開かれた。新型コロナウイルスの終息などを願いながら、約400本のろうそくに火をともした。

 まつりは2004年の中越地震の復興を願って始まった。雪壁に穴を空けてろうそくをともすのが恒例で、昨年は雪不足でできなかったが今年は実現した。

 点灯式には市民ら約70人が参加し、「結」の字が掘られた雪壁などにろうそくを2本ずつ置いた。主催した実行委員会によると、1本はみんなのため、もう1本は自分のために願いを込めるという。

 魚沼市四日町の小学校教諭の男性(61)は「まず新型ウイルスの終息を願った。中越地震を子どもたちに伝えるためにも、続けてほしい」と話していた。

 3月中旬まで、市内の小学校やスキー場など10カ所以上でも点灯イベントがあり、東日本大震災から10年となる3月11日にも行う。

詳細情報

リンク
魚沼雪洞まつり −結の灯り− https://www.yuinoakari.com/
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