がんに対する理解を深めてもらおうと、ブルーとオレンジでライトアップされた合掌造り家屋

がんに対する理解を深めてもらおうと、ブルーとオレンジでライトアップされた合掌造り家屋

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世界遺産からメッセージ ライトアップでがんへの理解啓発

北日本新聞(2021年2月5日)

 がんについて考え、行動するワールドキャンサーデーの4日、富山県南砺市平地域の世界文化遺産・相倉合掌造り集落が、国際対がん連合(UICC)のイメージカラーである青とオレンジ色でライトアップされた。子どもたちが紙芝居でがんを学ぶイベントもあった。

 砺波市庄川町金屋出身の河原ノリエさん(東京大大学院特任講師)が代表理事の一般社団法人アジアがんフォーラムが企画。河原さんが広報委員長を務めるUICC日本委員会が、この日全国で開催した啓発イベントの関連行事として南砺市で行った。

 相倉集落では、8基のライトで民宿「勇助(ゆうすけ)」を照らした。外には青のライト、家屋内にはオレンジのライトを配置。雪がちらつく中、合掌造り家屋が約1時間にわたって幻想的に照らし出された。

 同市平若者センター春光荘では、上平小学校放課後児童クラブの児童に、がんの原因や発症の仕組みを富山弁で解説する紙芝居が披露された。砺波庄川まちづくり協議会の沖田孝夫さんが企画について説明した後、庄川地域の読み聞かせグループ「おはなしポケット」の島田陽子さんが紙芝居を読み上げた。児童はがんを防ぐ大切さを学んだ後、「エイエイオー」と声を上げ、元気な体づくりに励むことを誓った。

 9日には砺波市庄川小学校で、ワールドキャンサーデーを学ぶ催しも行われる。

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