若狭わかめのしゃぶしゃぶや天ぷらが味わえる新メニュー=2月8日、福井県小浜市川崎3丁目の濱の四季

若狭わかめのしゃぶしゃぶや天ぷらが味わえる新メニュー=2月8日、福井県小浜市川崎3丁目の濱の四季

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若狭わかめ召し上がれ 小浜「濱の四季」で提供

福井新聞(2021年2月9日)

 福井県小浜市の第三セクター、まちづくり小浜が運営するレストラン「濱の四季」(同市川崎3丁目)は2月13日から、小浜産の「若狭わかめ」のしゃぶしゃぶと天ぷらが味わえる定食の提供を始める。

 使われるのは同市矢代で養殖されたワカメ。1月中旬から4月にかけて出荷される春の味覚で、ほかの産地と比べ柔らかく、香りがいいのが特徴。同市矢代で養殖する角野高志さん(39)によると、少なくとも50年以上前から地元で育てられているという。

 定食「若狭の"生"わかめしゃぶしゃぶ御膳」では、角野さんが「素材そのままの味が楽しめる」と太鼓判を押すしゃぶしゃぶ100グラムを、地元の老舗「とば屋酢店」のポン酢で味わう。さらにワカメと季節の野菜の天ぷら、ミニ刺し身、煮物、小鉢2種、ごはん、みそ汁が付いて1600円(税込み)。しゃぶしゃぶ単品は700円(同)。

 西本一郎店長(67)は「しゃきしゃきとした食感はもちろん、湯にくぐらせると鮮やかな緑色になる様子も楽しんでほしい」と話している。営業は午前11時~午後2時半。ワカメの収穫が終わるまで提供される。

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