猫を題材にしたアート展「ね、ね、ねこ展」（北國新聞社後援）が１１日、金沢市安江町のシェアスペース「新保屋」で始まった。ラジオパーソナリティーで画家の松岡理恵さん（４１）らの作品を並べ、猫を押し出した横安江町商店街のまちおこしを一層盛り上げる。
　松岡さんが猫の家族を色鉛筆で優しく描いた作品や、金沢学院大芸術学部の児島新太郎准教授（４８）が昨年飼い始めた猫２匹をモチーフにした墨彩画が展示された。走った軌跡で絵を描く「お絵かきラン」の愛好者や、市内のイラストレーター東からすさん（２８）の作品も飾られた。
　「猫の日」の２２日を前に、商店街に足を運んでもらうきっかけをつくりたいと、松岡さんが作品展の開催を呼び掛けた。３月１０日まで。