麺がくっつかないように箸で分ける作業をする黒田まさ子さん(左)=砺波市大門(吉田博昌撮影)

麺がくっつかないように箸で分ける作業をする黒田まさ子さん(左)=砺波市大門(吉田博昌撮影)

富山県 砺波・南砺・五箇山 グルメ 特産

絹糸のように風に揺られ 砺波でそうめん作り最盛期

北日本新聞(2021年2月12日)

 手延べの強いコシが特徴の富山県砺波市の特産品「大門(おおかど)そうめん」作りが、最盛期を迎えている。

 同市大門の黒田権一さん(72)方では、妻のまさ子さん(72)と長男の俊一さん(47)が深夜から朝にかけて、だんご状の生地を徐々に細くし、はさに掛けて約2メートルにまで延ばした。乾燥させるために風を当てると絹糸のように揺れ、まさ子さんたちは麺がくっつかないように箸を使って手際良く離していた。

 丸まげ状に束ねて包装し、さらに10日間乾燥して出荷する。4代目として跡を継いで5年目の俊一さんは「喜んでもらえる商品を作りたい」と話す。11軒の農家が手掛け、3月まで生産が続く。

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