バレンタインデーを前に、上田市の沓掛酒造が高知県のチョコレート製造会社「エスエス」と共同開発したトリュフチョコ=写真=を販売している。沓掛酒造の「福無量純米大吟醸」を使い、豊潤な味わいが特長。高知県特産のショウガも使っている。
エスエスは酒を使ったチョコを作っており、上田商工会議所の紹介などを通じて沓掛酒造と知り合った。複数の種類の日本酒で試作しながら開発したといい、沓掛酒造の沓掛由利子社長(65)は「チョコの口溶けの後に、日本酒の風味を楽しめる。日本酒と一緒に売るなど販売方法も工夫したい」と話していた。
ホワイト、ビターの計4個入りで2千円(税込み)。沓掛酒造直売店「郷(さと)の蔵」やオンラインショップで販売する。問い合わせは郷の蔵(電話0268・21・9232)へ。
上田商工会議所が12日に開いた会員事業所の新商品・サービスを紹介する発表会で披露した。ほかに、市内のパン店やまんじゅう店の新商品紹介などがあった。