辰野町の荒神山周辺をひな人形やつるしびなで彩る「たつの荒神山温泉春まつり」が13日、始まった。辰野美術館など町内4施設でつくる実行委員会が主催。温泉施設や古民家民宿など町内6会場で3月3日まで開催している。
同美術館は横5メートル、高さ3メートルの「大ひな壇」など計約500体のひな人形を展示。保育園児が折り紙で作ったおひな様や、人気漫画「鬼滅(きめつ)の刃」の登場人物を模した職員手作りのひな人形も並ぶ。たつのパークホテルは段飾りや3千点の「つるし雛(びな)タワー」などをロビーに飾っている。
同美術館学芸員の川島周さん(27)は「一足早い春を感じてもらえたら」と話していた。各会場とも見学は無料。