金沢彩の庭ホテル（金沢市）は１８日、能登牛（うし）や甘エビなど全ての食材が石川産となるディナー付き宿泊プランを発売する。コロナ禍で苦境が続く生産者の支援につなげる。
　能登牛のサーロインステーキのほか、近海で取れたタラや甘エビのオードブル、加賀れんこんのすり流しスープをはじめ、地元食材にこだわった料理を提供する。
　「Ｇｏ　Ｔｏ　トラベル」停止期間中の木、金曜が対象となる。金沢市の「五感にごちそう金沢宿泊キャンペーン」の助成を活用し、料金は１人１万円とする予定だ。
　志賀町出身の森下啓介料理長が畜産業者らの窮状を知り、企画した。森下料理長は「日頃から取引がある関係先を少しでも支援したい」と話した。