間隔を空けて手を振る加賀友禅大使=金沢港クルーズターミナル

間隔を空けて手を振る加賀友禅大使=金沢港クルーズターミナル

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クルーズ船、出迎え万全 加賀友禅大使、4月に寄港控え

北國新聞(2021年2月19日)

 4月2日に日本船籍最大のクルーズ船「飛鳥Ⅱ」が金沢港に寄港することを受け、加賀友禅大使8人、ミス加賀友禅2人は18日、同港クルーズターミナルで、乗客を着物姿で出迎える練習に当たった。昨年はコロナの影響で出迎えもゼロとなり、感染対策に万全を期したもてなしを誓った。
 同ターミナルでは初めて客船を迎えるため、下船した後の経路を確認。台に乗って手を振ったり、写真を撮影したり、花束を渡したり、一連の動作を練習した。美しい姿勢や手の振り方、着物の柄や模様をきれいに見せる立ち位置の工夫も学んだ。
 当日はコロナ対策として不織布マスクと加賀友禅マスクを二重で装着するほか、間隔を1メートル以上空けて並び、乗客との間にベルトの間仕切りを設ける。
 加賀友禅大使リーダーの塚谷彩子さんは「安全、安心な形で気持ちよくお出迎えしたい」と話した。

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