金沢学院大生が考案したペーパークラフトやカードゲーム=町歴史民俗資料館「風と砂の館」

金沢学院大生が考案したペーパークラフトやカードゲーム=町歴史民俗資料館「風と砂の館」

石川県 和倉・七尾・羽咋・かほく その他

粟ケ崎遊園 ペーパークラフトに 金沢学院大生が考案

北國新聞(2021年2月21日)

 金沢学院大芸術学部の吉田一誠准教授のゼミ生が、戦前に「北陸の宝塚」と称された粟ケ崎遊園のペーパークラフトを考案した。コロナ禍で外出機会が減る中、家でも内灘の歴史に親しめるよう企画した。近くインターネットで型紙を無料配布する。
 吉田准教授のゼミと内灘町は2015年度からデジタルコンテンツを活用し、町の歴史の認知度向上に取り組んでいる。
 ペーパークラフトは、町歴史民俗資料館「風と砂の館」が所蔵する資料などを参考に、3年生7人が向粟崎にあった正門と、本館をデザイン。子どもでも作りやすく、机の上に立てて飾ることができるよう設計した。型紙はA4判に収まるサイズにし、着色されたものと、好きな色を塗る線画のみの2種類を用意する。
 学生はインターネットなどを通じて意見交換しながら制作したという。
 山田柚葉さん(22)は「大きさや作りやすさなどで何カ月も試行錯誤した。内灘にあったすてきな建物を若い人にぜひ知ってほしい」、中野真歩さん(21)は「家で印刷して作れるのが良いところ。将来はお土産として手に取ってもらえたらいい」と話した。
 ゼミでは内灘の文化財について学べるオリジナルのカードゲームや、360度カメラで撮影した写真を盛り込んだ文化財の紹介ウェブサイト、風と砂の館の英語版リーフレットなども作る。
 いずれも最終的な調整を経て、町内の小中学校への配布やインターネットでの公開を予定している。大学コンソーシアム石川の採択を受けて取り組んだ。

和倉・七尾・羽咋・かほく ニュース