四季の花木が楽しめる福井県敦賀市の常宮神社で、寒紅梅が満開となった。ピンク色の花がそよ風に揺れ、一足早い春の訪れを告げている。2月いっぱいが見頃。
境内に3本ある寒紅梅は1月半ばから咲き始め、今月中旬の降雪後に一気に咲いた。世話をしている宮本民雄宮司(75)によると、寒暖差があると開花が早まるという。
本殿横の寒紅梅は、直径2センチほどの花が枝に連なって咲いており、22日は記念写真を撮ったりじっくり眺めたりする参拝客の姿が見られた。
趣味の御朱印集めで訪れた福井市の女性は「咲き具合が素晴らしい。きれいな花が見られて良かった」と満喫していた。