のと115のレシピ集の配布に向けた準備を進める関係者=穴水町平野

のと115のレシピ集の配布に向けた準備を進める関係者=穴水町平野

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自宅で楽しむ「のと115」 穴水の活性化協、初のレシピ集 シェフ、生産者考案

北國新聞(2021年2月25日)

 奥能登原木しいたけ活性化協議会(穴水町)は24日までに、特産の原木シイタケ「のと115」のレシピ集を初めて作成した。県内の主要ホテルのシェフや生産者が協力し、肉巻きやきんぴらなど家庭で手軽に楽しめる9種類の調理法を考えた。コロナ禍の巣ごもり需要に照準を合わせ、県内のスーパーや直売所に1万部を無料で配り、奥能登の味覚の消費拡大を後押しする。
 レシピ集は縦21センチ、横10センチで、両面カラーの六つ折り。肉厚なのと115の歯応えを生かし、バター焼きや肉巻き、佃煮、しゃぶしゃぶなどの調理法を掲載し、おいしく仕上げるためのワンポイントアドバイスも盛り込んだ。
 同協議会がコロナ禍で苦境に立つ生産者をはじめ、ホテルや飲食業界を盛り上げようと新たなレシピ作りを提案。のと115を扱っている金沢ニューグランドホテル、ホテル日航金沢、金沢東急ホテル、ANAクラウンプラザホテル金沢のシェフに加え、生産者や農家カフェが協力した。
 同協議会によると、のと115は今季、21トンの生産を目指している。毎年1~3月にはのと115の創作料理を県内の飲食店で提供する期間限定フェアを開催しているが、コロナ禍による外食需要の落ち込みで客足が遠のいている。
 加えて、昨年12月の大雪でビニールハウスが損壊し、出荷作業が遅れるなど、厳しい状況が続いている。
 レシピ集の作成を機に、のと115を手掛ける全111人の生産者と飲食店やホテル、スーパーが手を組み、消費拡大の取り組みにさらに力を入れる。同協議会の担当者は「まずは家庭で気軽に味わってもらいたい。今後は創作料理を提供する店にも足を運んでもらう仕掛けを考えたい」と話した。

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