薄い濁りが特徴のビールをPRする丹羽さん

薄い濁りが特徴のビールをPRする丹羽さん

長野県 伊那路

3・4月限定品、初リニューアル 駒ケ根の南信州ビール

信濃毎日新聞(2021年2月26日)

 南信州ビール(駒ケ根市)は、2カ月ごとに季節限定販売するビールの3、4月分を初めてリニューアルした。創業25周年を記念し、「春を感じる味わいと香り」(同社)に仕上げたという。26日の出荷に向け、25日に宮田村の醸造所で瓶詰めした。

 新しいビールの名前は「スプリングセッション」。アルコール度数は4%と低めで、製造主任の丹羽隆さん(39)は「すっきりとした飲み口」と強調。ホップの苦味を控えめにし、さわやかな香りが際立つように工夫した。「春がすみをイメージした」という薄い濁りが特徴の黄金色だ。

 同社は創業から間もなく6種類の季節限定ビールを販売。「20年以上たってそれぞれにファンができた」という。3、4月に販売してきた「インディアペールエール」は特に人気で、リニューアルを機に通年販売に切り替える。

 スプリングセッションは330ミリリットル瓶1本476円(税抜き)。上伊那地域の酒販店などで販売される。

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